骨格診断でわかる!あなたに似合う髪型の選び方|タイプ別おすすめスタイル完全ガイド

 

骨格診断でわかる!あなたに似合う髪型の選び方|タイプ別おすすめスタイル完全ガイド

流行の髪型にしたのに似合わない…その原因は「重心」と「質感」が骨格とズレているからかもしれません。本記事は、ストレート/ウェーブ/ナチュラルの骨格タイプを軸に、長さ・ボリューム・質感・前髪・パーマの入れ方まで具体策を解説。骨格×顔型のかけ合わせNG→対策、サロンでの伝え方テンプレも収録しています。

骨格診断の基礎知識(まずはここから)

骨格診断は、首〜肩・デコルテ・骨感・厚み・重心といった体のフレームを観察し、似合うシルエットと質感を導くメソッド。ファッションだけでなく、髪型の重心設計にも直結します。

  • ストレート上重心・厚み・立体。直線的でメリハリが出やすい。
  • ウェーブ下重心・華奢・曲線。やわらかで女性らしい印象。
  • ナチュラル骨感・フレーム感・中庸。ラフな抜け感が映える。
顔立ち(丸顔/面長 など)や OTAS の直線/曲線評価を組み合わせると「似合わせ」の精度が一気に上がります。

骨格タイプ別|似合う髪型の特徴とポイント(決定版)

■ ストレートタイプ

特徴:上重心・体に厚み・直線的な骨格ライン。首元やデコルテに張りが出やすい。

狙い:重心を下げるデコルテ周りにボリュームを溜めない

  • 長さ:ロング◎(ツヤ&まとまり/ゆる外ハネ)。ショート◎(コンパクト)。ミディアム△(外ハネ+軽いレイヤーでデコルテより下にボリュームをずらす)。
  • ボリューム:トップ出しすぎNG。段で下方へ重心移動
  • 質感ツヤ・シャープ。毛先は軽さで抜け感。
  • 前髪:ストレート or 軽い流し。厚すぎ・重すぎは詰まって見える。
  • パーマ/巻き:巻くなら中間〜毛先中心でほんのり。
  • 印象:直線を活かしたかっこいい/上品/知的。モード寄りも◎
要点:下重心+デコルテ軽く。ミディは外ハネ&軽い段で“溜まり”を逃がす。

■ ウェーブタイプ

特徴:下重心・華奢・曲線。デコルテが下がって見えやすい。

狙い:上重心に持ち上げる顔まわり〜首上へボリューム配置。

  • 長さ:ボブ/ミディアム◎(デコルテ・顔周りに動き)。ロング△(上からウェーブ)。ショート◎(少し重めの丸みで上を強化)。
  • ボリューム:トップ・顔周りに空気感。デコルテにも意図的なボリュームでスタイルアップ。
  • 質感やわらか・曲線・丸み
  • 前髪:丸み・束感で曲線プラス。厚すぎなら軽さを混ぜる。
  • パーマ/巻き根元〜中間からふわっと。毛先だけ巻きは下重心を助長。
  • 印象フェミニン/可愛らしいが映える。
要点:上重心化デコルテ&顔周りに動きを作るとスタイルアップ

■ ナチュラルタイプ

特徴:骨感・フレーム感。どの長さも骨格上は似合わせやすい中庸タイプ。

狙い:ラフさ・抜け感で骨感を中和。タイト過ぎるとフレームが出すぎる。

  • 長さ:ロング〜ショートOK。ラフレイヤー/外ハネミディ/無造作ショートが得意。
  • ボリューム:作り込みすぎず無造作に散らす
  • 質感ドライ〜セミマットの抜け感がハマる。
  • 前髪:厚すぎず軽さ・束感で自然体。
  • パーマ/巻き:ランダム感・ゆるS波などムラのある動き
  • 印象カジュアル/自然体/こなれ
要点:基本なんでもOK。顔立ち&なりたい像優先で調整しつつ、“ラフさ”の一手で完成度UP。

骨格×顔型のかけ合わせ(精度を一段上げる)

代表例のみ抜粋。OTAS(直線/曲線・AB/CD/SW)を加えると最適解に近づきます。

  • ストレート × 丸顔:縦ライン強化。前髪は薄めの斜め、サイドに縦落ち。ミディは外ハネで下重心。
  • ストレート × 面長:前髪で目〜眉間に視線を集め縦を緩和。外ハネ・ワンカールでに重み。
  • ウェーブ × 丸顔:トップのボリューム顔周りレイヤーで上重心へ。毛先ワンカールだけはNG。
  • ウェーブ × 面長:前髪あり/中間巻きで縦を分断。ロングは上から波巻き
  • ナチュラル × 逆三角:顔周りにラフな動きで輪郭の鋭さを緩和。前髪は厚すぎずエアリー。
  • ナチュラル × ベース:外ハネ+前上がりレイヤーで角をやわらげる。タイトすぎは避ける。

髪型以外との相性(質感・カラー・服・アクセ)

タイプ 質感キーワード カラーの軸 服・アクセの相性
ストレート ツヤ・シンプル・上質 均一トーン/グロッシーな寒色〜ニュートラル 直線・ミニマル・地金の滑らかさ
ウェーブ やわらか・透け感・曲線 シアー/ハイライト/ピンク〜ベージュ フリル・曲線・繊細チェーン
ナチュラル ラフ・マット・抜け感 くすみ系・エアタッチ・陰影(ムラ感) ワーク・オーバーサイズ・天然素材

全身の統一感が出ると、ヘアの似合わせ効果が一段と高まります。

骨格別NG髪型(理由と対策)

骨格タイプ NGスタイル例 理由と対策
ストレート ふんわり過多/レイヤー入れすぎ/トップ盛り 上重心が強まり体が大きく見える。→ 段で下へ重心移動、毛先軽め、外ハネ&ツヤで締める。
ウェーブ 重すぎストレート/毛先だけ巻き/外ハネ多用 下重心が強調され沈む。→ 上から巻く・顔周りに動き、トップに空気感、丸みをプラス。
ナチュラル スリーク一辺倒のタイト/固めすぎ 骨感が出すぎて硬い。→ ラフな束感・くしゃっと質感・ランダムカールで中和。

よくある失敗 → すぐ効く対策

  • 重心のズレ:仕上げで外ハネ/内巻きの開始位置を1カール分ずらして重心補正。
  • 毛量の溜まり:ストレートはデコルテの層を軽く逃がす。ウェーブは顔周りへ寄せる
  • 前髪問題:ストレート=厚過ぎ注意。ウェーブ=丸み&束感。ナチュラル=軽さで自然体。
  • 巻きの位置:ウェーブ=根元〜中間/ストレート=中間〜毛先/ナチュラル=ランダム
  • ツヤ・質感:ストレート=グロッシー/ウェーブ=柔らか透け/ナチュラル=セミマット

美容師への伝え方テンプレ(コピペOK)

「骨格タイプ+顔型+なりたい雰囲気+困りごと」の順で伝えるとスムーズ。

骨格はストレート、顔は丸顔。
下重心にしたい/デコルテに溜まるのは苦手。
上品でかっこいい雰囲気にしたい。
ミディにするなら外ハネ&軽い段で、ボリュームは下寄せに。前髪は薄め流しで。
(※ウェーブ/ナチュラルは自分用に置き換え)
      

まとめ/クイック自己チェック

  • ストレート:下重心・デコルテ軽め・ツヤ&クール
  • ウェーブ:上重心・顔周りに動き・丸み&柔らか
  • ナチュラル:ラフな抜け感タイト過ぎ回避・顔立ち優先

クイック自己チェック(目安)

  • 横姿でデコルテ〜胸元の厚みが出やすい → ストレート寄り
  • 正面でトップとデコルテの高さ差が大きい → ウェーブ寄り
  • どの長さも馴染みやすく、ラフに崩すと一番キマる → ナチュラル寄り
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